SaaSサービスの代表例「グループウェア」

【グループウェア】

SaaSのサービス代表例のひとつがグループウェアです。グループウェアとは、タスクやスケジュール、メール、ファイルなどの情報をチームで共有したりメンバー同士でコミュニケーションをとったりと、ネットワークを利用して作業を効率化できるツールのことです。そこで今回は、グループウェアの中でも日本国内でよく知られたサービスとして、「Office365」、「Desknet's NEO」、「G Suite」などについて簡単にご紹介します。

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Office365

Office365は、Microsoft社が提供している有名なグループウェアです。Microsoftと聞けばまずWord、Excel、PowerPointなどのソフトウェアをイメージする人が多いかもしれませんが、Office365はグループウェアの機能もかなり充実しています。SharePoint Onlineを使えば、データの管理や共有が簡単にできるので、チームで仕事を進めている現場などではかなり重宝されています。Exchange OnlineやSkype for Business、Microsoft TeamsなどのツールとOffice365を連携させることが可能で、用途に応じた柔軟な活用方法があります。

Desknet’s NEO/G Suite

オンプレミス版を含め日本国内に圧倒的な数のユーザーがいるDesknet’s NEO（デスクネッツ ネオ）は、標準機能が充実していて使いやすいことで定評のあるグループウェアです。高い人気の秘密は、ユーザーインターフェイスのわかりやすさと豊富な機能にあります。グループウェアは使い勝手の良さが大きな決め手となります。300万を超えるともいわれるユーザーの心をつかんだのは、直感的に使えるDesknet’s NEOの仕様が決め手となったからです。G Suiteは、Google社が提供しているオールインワンパッケージ型の有名なグループウェアです。Googleのツールは公私問わず日常的に利用している人が世界的に多いことから、企業や組織、団体などのチーム作業にグループウェアをすぐ導入したいとき便利です。G SuiteではGmailやGoogleカレンダー、ファイルなどの基本ツールの共有が可能で、内容の閲覧や編集を可能とするソフトウェアもあります。

サイボウズ社のグループウェア

サイボウズ社のグループウェアも国内で人気が高く、使用する企業や団体の規模、用途に応じてサービスが提供されます。「Office10」は300名までの中小企業に、5,000人以上なら「Garoon」が提供されます。「Kintone」はカスタマイズ性に優れており、ニーズに応じたアプリケーションの作成に適しています。